2月26日、埼玉は曇り、北へ向かうとだんだん晴れ間が広がり、
群馬に着いたころは青空が広がっていた。
今日の目的地は赤城山。前橋から北上していく行き方が普通だが、ちょっと変わった道を
通りたいと思い、国道122号へ。大間々を過ぎると渡良瀬川沿いの道は寂しさを増してくる。
昔行った122号沿いの自販機施設も見たかったので、そのまま日光方面へずっと行く。
しかし何も施設が出ないまま、群馬を抜けて栃木へ。いきなり凍結した道路が出てきた。
しばらく行ったがやはり何もない。休憩もかねてランチボーイ(弁当自販機)の前でUターン。
引き返してみると、上り車線に自販機施設発見。新しい物はないが、山奥の自販機施設も風情があっていい。

そして122号の脇道に赤城山へ行く道がある。大間々から沼田へ行く道(県道)だが、急な坂で
見るからに山の上へ行きそうだ。どこかの曲がり角を曲がるとそのまま赤城山へ行けるはずだったが、
その道は通行止め。どうも雪がすごいらしい。ということで沼田まで行くことに。
しかしこの道、行くごとにどんどん道がひどくなってゆく。民宿の駐車場みたいな所を抜けたり、
今にも崩れそうな橋があったりして、ほんとに大丈夫なのかどうか不安になってきた。
そして遂に凍結道路に突入。引き返す幅もないので、やむを得ずその道をゆっくりと通る。
すると、今度は車一台やっと通れる程の道でしかも登り坂。前から車が来たらどうしよう
と思いながらも、その道をずっと通って行く。運良く狭い道を通ってる間は前から車が来なかった。
そしてその狭い道を抜けた所で、氷が全面に張られた下り坂。さすがに恐くなって引き返そうかと思った。
前からちょうど車が来たので聞いてみると、そこだけが凍りついているとのこと。
そして沼田にだいぶ近づいたところで、北から赤城山へ行くルートを発見!。
さっそくその道をずっとまっすぐ行くと、標識が。「赤城山頂 冬季〜3.31 通行止め」
またも赤城山への道を閉ざされ、諦めて渋川の方へ行く道へ。

そして上越線の敷島という駅の近くに、敷島温泉というのがあるので入ってみた。
ふれあいの家という入浴施設で、入場料は(赤城)村民200円、村外300円。
その周辺は地下水道から湯気が出ていて、それだけでも温泉に来たな〜という感じがする。
中へ入ってみると更衣室で地元のじーちゃん達がワイワイしている。
風呂の方は内湯は誰もいなかったが、露天は完全にじーちゃんの宴会場と化している。
お湯は、少しヌルっとした感じだけど、肌に特別な刺激はなく気軽に入れる。
金曜ということもあって観光客も少ないので、露天の方にも入りずらい。
温泉自体は気持ちいいんだけど、部外者が立ち入ってるようで居心地はよくないのですぐ出た。
露天はあまり景色が見えないのが残念なところ。でもこの施設の周りはほんとにのどかだ。



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