98年11月7日 仙台のホテルを9時半に出た。
昨日の夜東北の本を買って読んでいたのだが、どこへ行こうかまだ決まっていなかった。
仙台の街をしばらくウロウロしながら、結局、電車がたくさん出てて、
割と短時間で行ける松島に行くことに決定。
仙石線に乗って約25分、松島海岸駅に到着。
もう松島海岸駅の前の駅あたりから、無数の島が見えていた。
そして観光遊覧船に乗り、松島の数々の島を見学。
ちょうどその時だけ太陽が出て、いい天気になって、絶好の観光日和。
船に乗って踊り場へ出ると、かもめがいっぱい後ろをついてくる。
他のお客さんはかもめにエサをあげて喜んでいた。

かもめがたくさん飛んでいる(左)と面白い形の島(右)

nomはさすがに一人でそんなことやってもしょうがないので、やらなかった。
とにかく島がたくさんあって、松がたくさん生えていたり、
面白い形をしていたり、見ているだけで全然飽きない。
正に日本三景にふさわしい所だった。
そして、松島でカキそばを食べて、仙台へ戻った。



仙台でしばらくお土産を選んでいた。
同僚や家族に買ってきてあげる物は決まっていたので、すぐ買ったが、
自分用の物、特にこの山田屋で紹介するような変な物が見つからない。
まぁいいや、旅の思い出と松島の写真だけ持ちかえれば。
その次の目的地を決めよう、としばらく本を見る。
どこか温泉へ行きたい、と思ったらちょうど福島にいわき湯元温泉がある。
「電車で約2時間か・・・」とこれが大きな間違いと気づかず、電車に乗り込む。
「2時間で2520円の電車賃か、やけに高いなぁ」と疑いながらも、 15時15分発の普通電車いわき行きに乗り、もう既に電車の中。
しかし何かおかしい、と思い時刻表を見ると、ありゃありゃ。
いわき湯元温泉に着くのは何と夜の7時近く。
これじゃ温泉に着いても、入浴する時間がほとんどない。
8時に出る電車に乗らないと、自分の家には帰れない。
ここら辺で泊まる所は、と東北ガイドを見ると、1万円超の宿ばかり。
さて、どうしよう、と今考えているところ。

宮城県を抜ける頃の夕焼け

98.11.07 17:35 常磐線車内にて


結局いわき湯元の温泉には入ってきた。
駅から歩いて10分程の所にある入浴施設で、入場料は150円。
屋内施設で、結構人が多く、前回の草津ほどリラックスはできない。
お湯の温度はちょうどよく、適度に硫黄のにおいもするが、
色はそんなに付いていなくて、効く〜という感じではない。
なおかつ今回は時間も限られていたから、あまり気持ち良くは入れなかった。
本当はもっといい温泉があったのかもしれないが、今回は仕方ない。
しかし常磐線は普通電車でもかなりスピード出すから、打ち込むのも結構きついなぁ。

98.11.07 22:20 常磐線車内 石岡駅付近にて

夜は風景も何も見えないので非常に退屈。
結局夜24時20分頃家に着いた。
本来5500円位かかる電車賃、結局3000円くらいで家まで戻ってきた。
いちおう温泉も入れたし、よかったよかった。

98.11.08