98年11月6日 仙台に出張作業。
午後6時からの作業の予定だった。
14時16分東京駅発のやまびこ137号に乗って、16時30分仙台着。
止まった駅は上野、大宮、宇都宮、福島、白石蔵王、仙台。
なぜかあまり眠くならなくて、結局宇都宮〜福島の間で少しウトウトした程度。
しかし新幹線から見る風景は、トンネルの中が多くてあまり面白くない。
帰りは電車賃も浮かしたいし、鈍行か急行で帰ろうと思った。

しかし仙台駅前はすごい栄えている。さすが東北一の大都市だ。
東京に比べると若干寒いような感じがする。
ホテルに荷物を置いて、仕事をする現場へ。
仕事は自信なかったが、何事もなく無事終わり、8時には自由になった。
仙台の街はまだ明るく輝いていた。
名物の牛タンを食べようと思い、駅前のデパートのレストラン街へ行った。
牛タンの店には人がたくさん並んでいる、さすが本場!と思ったら、
隣の店のもんじゃ焼き屋の行列だった。
牛タン屋はガラ空きで客は一人もいない。
店の人は一番眺めの良い窓側の席に案内し、nomは注文をした。
仙台の駅前が展望できたが、どこかの駅前に似ているなぁと思ったら、
結構よく行っている大宮駅に似ているということに気づいた。
新幹線が止まる駅はどこも似たような作りになってしまうのか。
牛タンは結構噛み応えのある肉で、東京の薄っぺらい牛タンとは違う。
おいしくて、あっという間に食べ終わった。

初めての作業内容で不安だったが、うまく行ってあっという間に終わった。
おかげで今もう何も背負う物がなくて、安心している。
少しばかり自信がついたようなする。
今回の出張も、仙台でのひとときも、いい思い出になりそうだ。

98.11.06 宮城県仙台市青葉区 昭和ホテルにて