ここがこんなに寒いということは丸美屋がどのくらい寒いんだろう。
そう思いながら、国道５０号と国道１２２号を飛ばして、丸美屋へ向かう。
丸美屋に着いた。
車を停めようとすると、目の前に見えるのは雪のかたまり。
そう、ここは雪が降って全然解けない。
先ほどのファミレスでかなり温まった体だが、ここに来て一気に冷えた。
温度計上は朝の通勤時とあまり変わらないのだが、もっと寒い気がする。
寒さで凍えて小屋にこもる犬に挨拶をして、我々は建物に入る。
建物の中に入ってもやっぱり冷えるので、すぐにそばうどん自販機で買う。
「こんな寒くても２５秒で温かいそばうどんが食べられるなんてありがたいねぇ。」
そう言いながら、USKさん、ひかるんさん、nom、telesightさんが次々と
自販機でそばうどんを購入。
丸美屋ではそばはよく食べているのだが、いつもより一段と美味しく感じた。
凍えた体がほんのりと暖まってきた。
ひかるんさんはハムチーズトーストも購入。
「私はここのトーストが一番好き」と言いながら美味しそうに食べていた。
トーストの中にはとろけるチーズが、冷気で湯気が立って特別おいしそうに見えた。
R122を日光方面へ走らせると次第に雪が降ってきて、
栃木県に入ると雪の残りがあちこちに。
特にトンネルの中は雪が道路にびっしり。
ノーマルタイヤのnomやUSKさんはビクっていた。
そしてR122を外れて細い道に入ると、道路脇に赤い物体が。
こんなところにコスモスが！
ひかるんさんが以前見つけて突然車を停めたようだが、
助手席ならではの発見である。
雪と冷気で凍える手で財布からお金を取り出し、コスモス自販機に投入。
レバーを引くとゴトン！ちゃんと商品が補充されていた。
落ちてきたのはリラックマの箱。なんじゃこりゃと中を見るとルーレットのおもちゃ。
ガチャポンの残りか食玩の残りか、そんな感じのものだ。
USKさんも買ってみたが、こちらも子供でも喜ばなさそうなおもちゃ。
でも、出てきたものなんかどうでもよくて、暗闇の中大の大人が懐かしがって、
みんなで笑い合えたのが本当に楽しかった。
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途中の富弘美術館の前でトイレに入った。
ここは道の駅ではないのだが、なぜかトイレがあって、とってもキレイ。
夜遅くても女性でも安心して入れる。
細い県道やR353を通って、オレンジ３５３へ。
標高が上がると群馬の市街の夜景がよく見える、空気が澄んでいて、
木も枯れているのでハッキリと見える、冬ならではの楽しみだ。
そしてオレンジ３５３に到着。先ほどのコスモスが寒すぎたせいか、
標高が高いはずなのに、ここが妙に温かく感じる。
午後１１時を過ぎたのでゲームの電源はすべて落とされている。
ゲームの音のないオレンジ３５３は自販機のモーター音だけがして、
妙に落ち着く空間だ。
nomはまた自販機でうどんを食べてみる。意外にまともで普通に食える。
見た目も普通。前食った時はこんなんじゃなかったのだが。。
そして冷えた体も暖まったところで、USKさんが自慢のギターを披露してくれた。
深夜のオレンジ３５３はUSKさんのライブ開場に。
低い天井の建物なのでよく響き、最高の雰囲気となった。
USKさんのギターの腕としんみりとした楽曲にみんなで聴き入っていた。
県道４号から県道７６号へ入ってしばらく行くと自販機コーナーがあるのだが、
現れ方が見事。暗い道の奥の方に自販機だけが数台ある建物が見えて、
「やっとあったよ！自販機コーナー！」といった感じなのだ。
今はこの道路沿いにも数軒のコンビニがあるが、昔は本当に重宝したんだろうな。
富田町自販機コーナーは、これぞ自販機コーナーという雰囲気の良さ。
ガラスから風が漏れてほんの少ししか暖かくないのも、ここならでは。
その中で食べるビッグバーガー、これがまたとっても美味しい。
以前に比べるとベチャベチャ感も少なく、肉も少し質が上がった、かも。
ここでオフはおしまい。体は冷え切ったけど、楽しさで気持ちはまだ熱いまま。
USKさんやtelesightさんとしばらくお話をして家路に着いた。
極寒の中、途中で嵐山町の健康ランドの風呂で少し温まってから家へ。
今回のオフを振り返ってみて
山田屋開設１２周年の日をこんな形で迎えられて、すごく良かった。
久々のオフ会、久々の自販機巡り、nomはここ最近の中で一番楽しい一日だった。
USKさんやtelesightさんが動画で撮影してくれたのを見て、
またこんなオフやりたいなって思ってしまう。
ひかるんさんには、昨年の暮れに「今度の冬は極寒の丸美屋で」なんて
メールしたのが、こんな形で実現するとは。
前のオフから約２年、いろいろ大変だったけど、
頑張ってきて本当に良かった。
次回はまた別な感じのオフを開くつもりなので、お楽しみに。
