98年11月22日、晴天。 朝8時に東京を出発し、11時頃、邑楽町のジョイフル24にて休憩。 そして、国道50号を経由し、前橋から国道17号へ。 渋川から先は渓谷沿いの山道が続くので、紅葉が見れるかと思っていたが、 もう紅葉の季節は終わってしまったよう、 フロントガラスには、枯れ葉が時折落ちてくる。 山に沿った道を越え、きれいな景色を見ながら、沼田市に到着。 何もない山道からいきなり市街地に入る。 | |
そして、沼田の市街地から迦葉山の方へ走る。 標高がどんどん上がっていき、市街地がだんだん下の方へ行くのが気持ちいい。 10分くらい走ったところで、関越道と交差してしばらくすると、 カラフルな三角屋根の建物がいくつか見える。 そこが沼田ドイツ村(ケーニッヒクロルト)だった。 | |
駐車場には意外にも多くの車が止まっていて、それが群馬ナンバーばかりでなく、 長岡や、千葉、湘南ナンバーの車までいた。 大した宣伝もしてないはずなのに、有名なスポットになっているようだ。 nomも車を止めて、さっそくドイツ村の入り口へ。 チケット(500円)を払うが、それは村内で金券として使える。 実質入場料はタダみたいなもんだ。 中に入ると、いきなりカラフルなお店がいくつか並んでいて、 ドイツの小物屋、雑貨屋、軽食屋、ドイツ友好ビデオルームがある。 ほとんどは日本の物で、一部ドイツ直輸入の台所用品がある。 軽食屋では、群馬名産のこんにゃくを売っていたり、 新潟産コシヒカリアイスなどを売っていて、ドイツらしくない。 面白いなと思ったのは、シルクソフトクリームだが、寒いので食べなかった。 | |
城の方は1階がお土産屋、軽食、2階がレストランになっている。 軽食屋ではドイツソーセージ、ドイツビールなどが楽しめる。 2階はオリジナル料理のレストラン。 そして、1階のお土産屋は結構広く、いろいろな物が売っている。 お菓子やおもちゃ、民芸品から、またこんにゃくや漬物が売ってたりして。 ヨーロッパのお菓子のコーナーでは、ドイツ以外に、スペインやデンマーク、 フランス、イタリアのお菓子などが売っていて、どれもおいしそう。 ドイツ直輸入品も多く、手軽に買えるボールペン(300円)が人気があった。 | |
城で買ったデンマークのレモンビスケット(700円/250g)と、 フィンランドのメロンクリームビスケット(350円/175g)。 どちらも量が多いので、食べきるのが大変な量だ。 | |
建物の奥は散歩できる公園になっていて、多分いい景色が見られるはず。 (寒いので、公園の方はパスして、車に戻った。) このドイツ村自体標高の高い所にあるので、まわりは山、下に田園風景が見える。 なかなか眺めの良い所だ。 ドイツ村の入り口には初めて見る面白い自販機があった。 帰りに沼田駅前を通ると、「藤井竜王誕生おめでとう」と書いてある。 (竜王とはプロ将棋の7タイトルの一つ、一時期羽生がすべて持っていた。 今回群馬県沼田市出身の藤井七段が、羽生を倒し挑戦権を取り、 谷川竜王と対戦し4連勝して、見事竜王位に輝いた。 将棋好きなnomだが、藤井竜王が群馬出身とは知らなかった。 これからはどんどん応援しなきゃ。) 再び国道17号で戻るのだが、こちらからだと利根川がよく見える。 これで紅葉があったら、本当に素晴らしい景色なんだろうな。 17号沿い敷島駅近くにウルトラマングッズしか売ってない店があったり、 沼田温泉センターなど温泉もたくさんある。 連休の真ん中なので、車が結構多く、行きは前橋から1時間かからなかったが、 帰りは2時間以上かかって、ようやく前橋までたどりついた。 そこから先も道が混んでいて、さすがに疲れた。 その後はもちろん自販機探索、夜中の2時頃まで自販機フードを食べたり、 怪しいグッズが景品になっているゲームを楽しんだ。 良い景色と面白い施設を兼ね備えた群馬は、nomにはぴったりの場所だな、 と再確認した。 |