自動販売機ページ「山田屋」たくさんの自販機を紹介してるので見てね!



豚が如く
所在地:埼玉県春日部市中央1-10-11

越谷市の建物に長年保管されていた川鉄うどん自販機が、春日部駅近くのラーメン屋「豚が如く」にて復活しました!ラーメン屋さんの中にうどん自販機?というちょっと変わった設置場所だけど、 うどん自販機だけ食べるための入店ももちろんOK!nomもさっそく見に行ってきましたよ。



2021年6月


「豚が如く」のお店の外観はこんな感じ。これラーメン屋なの?っていう感じで、ライブスタジオかアンティークショップか、バイク専門店か、いろいろな要素がごちゃ混ぜ。 看板犬のワンコはここでずっと寝てる、店に入るには真横を通る必要があるけど吠えないので大丈夫。


そして店の中、ラーメン屋のカウンタの奥は、ドーン!と川鉄そばうどん自販機!1杯400円のうどんですが、この自販機が200円までしか対応していない、ので200円現金をオーナーに渡してから購入。

仲よくしてネの貼り紙は欽明館、トッピングで卵も付けられるのは石田鶏卵を参考にしているかな、あと「おぼん使ってください」は自販機食堂かな。 この自販機もいろいろな要素がごちゃ混ぜ。


これが自販機から出てきたうどん。この時は器が触れないほど熱かったので、おぼんを使わせてもらった。旨そうだなぁ、薄い色の出汁なのでうどんや具材がより美味しそうに見えてくる。 川鉄自販機は湯切りの回転が無いから、出てきた時の見た目がとっても良い。

で、味の方は、他では無い出汁。しょうゆベースではなく何か別のものがベースになってる、これはとっても美味しいですよー。 この自販機は昭和49年製だけど、そこからこんな美味しいうどんを提供できるなんて・・・。


ちょっと食べたところで卵のトッピングを投入。この出汁が卵にもよく合うねー、つゆまで完食しました。


器がうどん自販機でよく使っているPP丼と違うなー、これは自販機の中にあった物をそのまま利用しているそうだ、なのでこれも昭和49年頃のもの。 器の底に太陽みたいな切れ込みが入っていて、昔の物らしさがあるね〜。


店の中には他にもレトロな物があって、このコーラの自販機っぽいのは冷蔵庫だけどかなり昔のもの。瓶コーラも販売中。


飲み物のお金は、このレトロなレジスターをチーンと開けてお金を入れるセルフ方式。これもいいねー。 あ、マルイケのネコちゃんバーガーの箱!これはオーナーがよく行っていた鉄剣タローのものです。


あー美味しかった。結局ワンコはずっとここで寝ているのね。


そして、これはこの川鉄自販機が復活する前、2007年に越谷市の建物内に置かれていた時の写真。あそこに40年間も使われずに残してあったらしい。 当時は、復活できそうだけどできないのかな、できたらいいなー、って思っていたけど、実際に復活してしまうとは。 この自販機を譲ってと頼みこんだ現オーナーはもちろんスゴイけど、この自販機を40年間ここに保管していた前オーナーもスゴイ。

可能性があるなら希望を捨てるな・・・といったところでしょうかね。もう1台の川鉄も復活が楽しみ。

2021.7.2

nom 監修「ノッポさんと巡る昭和のスキマ探訪 自販機編」
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